07 JUL 04

ゾロ目で七夕のこの吉日、とうとうバスで北海道まで出発。2か月間の男旅の始まり始まり。出発地点は茨城の大洗。サーファーには有名なこのあたりもものぐさな俺たちはまったく来た事もなければ、知識もゼロ。ついてみるとマリンタワーはあるは、マリーナはあるわ、大規模に発展しているわけじゃありませんか??フェリー乗り場もでかく、そして船もでかい。待ち合い室で待ち合わせたクルーの数は10人。まともに一同が介すのは超久しぶり。う〜ん周りから浮いてます。船に乗り込むと向かうは2等船室。30人雑魚寝席。う〜ん新島に行くような気分です。もう30なのに。乗り込む気分はまるでガンバの大冒険と喜んでいたのもつかの間、実は半分以上の人間が所持金ゼロということが発覚。ゼロですよ、ゼロ。そのうち全員腹減ったの大合唱。DJ担当のフランキーは一晩3つカップラーメン食ってました。食い過ぎです。そんでもってTV室のソファーで撃沈。みんな船のいろんな所で撃沈。初日からみんな金なさ過ぎです、自由過ぎです!!これからどうなることやら。



08 JUL 04


横転しました。はっきりいって事故です。北海道の地に足を踏み入れてから、走りだしてから1時間もたたないうちに。
 森の中の一本道を走行中、左側に寄った所アスファルトが崩れてそのままドテ〜ン。笑っていうけど乗ってた人間はまじでビビりました。まるでマンガ、倒れる瞬間はスパイダーマンのように壁にへばりつき!!ラッキーなことに左側がブッシュだったために45度の角度でひっかかったためになんとかセーフ。けが人ゼロ、バスも生きててとにかくセーフ。初日ではい、おしまいじゃぁまじでマンガ、リアルな話すぎてやってけないです。クレーン車よんでなんとか無事路肩を脱出。バスは点検のため苫小牧の工場へ。幸いダメージもほぼなくなんとかなりそうだけど、初日からこれとは、これとは、これとは〜。荷物を移してニセコまでピストン、途中で腹減った攻撃がまた。クルーのハラペコヤング攻撃はヤバい、事故もヤバいがこれからの食費ももっとヤバい。今日はヤバいことだらけだ、こんな日はもう寝よう、何もかも忘れて。


09 JUL 04

今日は朝から雨でどんより、俺たちの心もどんより。一体昨日は何だったんだ?俺たち が何をしたってんだ?画数が悪いのかなぁ?名前の。が、引きずってもしょうがないの で1,2,3,忘れた〜。ハイ元気!。宿はパーティの舞台である冒険家族横のロッジ。冒険 家族ヤバい、昔の廃校で一瞬トイレに花子さんとかいそうな感じだが雰囲気はとって もラブリー。天気さえ回復すれがかなりいい感じになりそうな予感。昼から腹ぺこヤ ング隊が騒ぎだす前にそれぞれ仕事を分担して別れる。大工担当のオサは木工がある ので朝から元気。酒飲ますとろくな事しないオサですが、こういうときは一番頼りに なる男。輝いています。つ〜かまだ滞在2日目なのにもう「この道は北海道で直線が一 番長い」だの「ここには湧き水が何カ所あって」だのやけに詳しい。スウェット上下 のパジャマ姿で走り回る姿は、はっきり地元の景色にとけ込んでます。日頃の宿探し、 飯探しから解放されてしまったフランキーは、何だか浮き世のしがらみからも解放さ れつつあり、チャクラも開っきぱなし、地面から2センチは浮いて、廃校後の校庭をセ ントバーナードのトマトクンと彷徨う様はこちらも後ろの景色に溶け込む、いや取り 込まれてます。心配です。今日からドライバー2、マットさんが東京から合流予定。後 ろでジョンと電話で話してますが「海じゃないんだぞ!」「ビーサン、短パンだけでく るな」と注意されてます。心配です。 しかし北海道は素敵です、やはり。でっかいです。ニセコのこの辺りの川は春先は雪 解け水で増水するのでラフティングも楽しめるらしい。羊蹄山の湧き水は甘くてうま い!このいまいましい蚊やブヨさえいなけりゃパラダイスな感じ。夜は地元の人と親睦 会、でもって夜中にはマットさん運転、エスコートバイブラジル直送、成田経由のア キラでバスも到着予定、バスこけるな、負けるな!明日はパーティ、パーティですっ! !


10 JUL 04

今日はバスツアーしょっぱなのパーティの日。天気は相変わらず悪く、北海道にきてからまだ一度も太陽を見ていない。けど雰囲気はアットホームでかなりよし。昼からバスに注文していたステッカーを貼付け。大分俺たちのバスって感じがでてきた。この会場の冒険家族って廃校後はなんかなつかしい感じがする。あぁ小学校に戻りたい!そして人生やり直したい!!
 そんな中パーティの準備をスタート。ひかりはテキパキ、システムのケーブルを切ってはハンダ付けしたり、ジュンペイ、ジョンは飯の準備、ブラジルから42時間かけて直送されてきたアキラはバーの制作、フランキーはバスの中でハウスをかけながら一人絶頂を迎えと、それぞれの仕事をこなしている。う〜んいつの間にか皆大人になったものです。昨日までの「腹減った」「タバコくれ」攻撃に、「こいつらを殺して、俺も死のう」気分はすっかり消し飛んだ。やはり皆でキャンプは素敵だ。宿のバンガローがすでに部室化しているのが気になるが...。マカナイも今日から本格的にスタート。キノコ王国なる怪しい名前の店で買った本なめこ、ウマ過ぎ。エリンギもウマ過ぎ。北海道万才!自然万歳!しかし日本中を回って飯作って、俺たちやってることは100%混じりけなしのテ、キ、ヤ。しかも女っけ0..。
 今日からブログもスタート。けっこう全員書く気満々なのは結構なのだが、タイピングがやばい。ガッツ位やばい。これ全員書いてるだけで1日が終わる.....。しかし意外にもタイピングに自信満々だったのが多摩軍団。どうやら出会い系サイトでのバイト(サクラ)経験がコギャル言葉のタイピングの高速化に貢献したらしい...。


11 JUL 04

今日も1日中雨。北海道に来てからずっと雨。こっちに梅雨がないっていったのはど このどいつだ。羊蹄山は陰も形も見せやしない。結局パーティらしいパーティは出来 なかったけど、それはそれでいいか。こっちで会った人は誰もがとてもいい人だった し、なんつーか北海道ぽいというか皆とてもおおらか。それとも東京に居過ぎて俺た ちがセコセコしてんのかな。
 昼に起きてくると鳥鍋が用意されていた。なんでも朝ここにいたニワトリを一羽し めたらしい。ヒカリ達が起きるとオサが地元の人と皮を剥いでいたらしく、その光景 が目に焼き付いたのか珍しく食が進んでいない感じ。ちなみに俺の椀にはニワトリの 首の部分がまるごとゴロンと...。そこにオサが来て「俺が毛もむしったんすよ」と うれしそう笑顔。あんたどんどん野性化してるよ。夕方には雨の中少しずつ片付けを 始めるとそこでこっちにきてから風呂に入れてないという人間もちらほらいるという 驚愕の事実が発覚し順番に温泉行く事に。先にいった腹ぺこチームは秘湯と呼ばれる 何だかものすごい温泉に行けたらしいが、年長さんチームは営業時間の関係で東京の 銭湯みたいな温泉へ...。まったく年上はついてない。夕飯は安く手に入れた奥尻産 のウニどん。ジョン達がパスタにしてみたりしていたけど、やはりわさび醤油に酢飯 が一番。腹パンになった順に皆寝床の寝袋へ....。


12 JUL 04

思った通り今日は朝から晴れ。朝からバリバリ後片付け。ニセコのゴミの分別は徹底しているので結構時間がかかる。今日からバス旅行が再びスタートっつうことで時間を多めにみて昼過ぎに冒険家族を出発。いやぁ冒険家族の皆さんまじで世話になりました。今度は晴れの日に来ます!パーティをやってくれたRIPにも感謝!一同アホなかっこで記念写真を撮って一路、長万部経由函館まで6時間のドライブ。が2階に乗る人間はビビりまくり。行きの横転がトラウマになって「左に寄り過ぎだぁ!」「スピード落とせ!」で大騒ぎ。山道で車線を無視して追い抜きまくりのモロッコのバスや、のぞくと谷底に落ちたバスが見えるインドよりビビる。こんなスリリングな車の旅はあり得ない。寝ようとしてもバスが揺れると皆飛び起きる。そんな皆の動揺もパーキングエリアでダブルデッカーに魅せられたバスガイドの出現によって消し飛ぶことに。「いや〜んこのバスかわいい〜」と近づいてくると皆アリのように群がる。仕事や何が目的か根掘り葉掘り聞かれ答えると「あやし〜い」。どこか怪しいんだっ!!怪しいのは北海道のど真ん中でド派手な陸上選手のような格好のアキラと東急バスの帽子にサングラスがただのSM狂の変態親父にしか見えないドライバーのマットだけだっ!! とにもかくにもそこから落ち着きを取り戻した後は余裕のドライブ。腹ペコ隊がカニ、カニ、うるさく吠えるが軽く無視して函館へ。途中の海岸線沿いの国道5号はかなりカリフォルニアのハイウェイ1度高し。晴れたときにもっと北海道を回りたかった! 函館は渋いっすね。夜景の為に街の照明を落とした成果か、なんとも不思議な味があります。倉庫街も横浜のヘボいもんよりもっと棟数が多くていい感じ。しきりと夜景を見ていけと勧められたが「男ばかりで見てもしょうがないっすかね?」と答えると「そりゃそうだ」と即答されまくり...。今度は女とこよう、そして暗く新撰組の史跡でも回ろう...。
 フェリー乗り場でスケートしまくると12時半のフェリーでいざ青森へ、バックは当然石川さゆりっすよ!